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1999年度のカンヌ映画祭ある視点部門出品作品 『BOOTLEG FILM〈海賊版=BOOTLEG FILM〉』を観ました。 直線的なカメラワーク、 滑らかさのない角張ったテンポ、 無駄のないシンプルなモノクロの映像、 2人の会話から、 しだいに複雑な事情が明らかになっていく。 車窓を流れる風景は雪山で、 場所や時代を限定するものは出てこない。 下北沢の小劇団か、 さもなければ映画学校の卒業製作か、 計算された荒っぽさだということは分かるのだが、 まるで悪ふざけである。 「映画の話ばかりするな。現実を生きろ」 「俺にとって映画は現実だ」 皮肉のように。 人を3人殺したヤクザと警察官 事故で死んだ1人の女をめぐり、 事態はどんどん悪化していく。 取り返しのつかない泥沼に堕ちていく。 あの女が本当に愛していたのは、 俺か、それともお前か。 滑稽としか言い様のない不毛な会話がつづく。 生か死か 2人の男のロードムービー 取るに足らない物語、 そもそも人の人生に意味なんてあるのか。 これこそが映画である。 シブすぎる。(★★★★☆) BOOTLEG FILM〈海賊版=BOOTLEG FILM〉 1999年日本映画 脚本・監督 小林政広 出演 柄本明/舞華/中野若葉/高仁和絵/環季/ 北村一輝/椎名桔平 |
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| 内 容 | ニックネーム/日時 |
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この監督はほんとの映画マニアですね。 |
kusukusu URL 2007/11/02 22:59 |
kusukusuさん、こんばんは。 |
Ako 2007/11/04 00:34 |
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