COLDFEVER

アクセスカウンタ

help リーダーに追加 RSS モディリアーニ展

<<   作成日時 : 2008/04/08 01:29   >>

トラックバック 0 / コメント 0

画像

絵画、とくに名画とされる古典作品には、
とくに興味はないのですが、
モディリアーニの絵には、
どこか惹かれるものがありました。
電車の吊り広告で、モディリアーニ展を見かけ、
友人を誘い行ってみることにしました。

新しくできた東京ミッドタウン、小さな桜並木を抜け新国立美術館へ。

彫刻家時代にはじまり、
プリミティブで立体を感じさせるデッサンから、
独特の色彩を帯びていく変遷を見ることができます。

初期の作品には、
鮮やかな血を思わせる赤が使われています。
目を奪われるような、美しい赤です。
しかし、いわゆるモディリアーニの色彩と言えば、
どんよりとくすんだ暗い色合いです。

今から約100年前、
モンパルナスのカフェで画家の仲間とたむろし、
芸術論をたたかわせ、酒とクスリ、女に溺れた、
当時のパリの退廃的な空気感を彷佛とさせます。
作品を前に立ち、
絵の向こうに確かに存在した、
35才という若さでこの世を去ったモディリアーニという人に、
彼は何を思い誰を思い、
彼にとって絵を描くことが何の意味があったのか、
しばらく、一人の画家の人生を想像していました。

椅子に座り、こちらを見つめる肖像画。
彼の作品の大半を占めるのは、同じ構図の油彩の絵です。
膝に置かれた手から顔まで。
どの絵に描かれた人物も、
ただこちらをじっと見つめています。

どこか滑稽で、素朴さがあり、ほほえましい。
髪や洋服の色、肌の色、背景の色、
ただ塗りつけられただけにも見えて、重厚感がある。
スタイリッシュで、ユーモアがあり、
絵画というより優れたデザイン。
100年も前に描かれたとは思えませんでした。
モダンな今の時代の家にもしっくり馴染むだろうなと。
美術館で眺めて、
知的好奇心を満たすことも大事だけど、
手に触れたいと思える絵、
持ち帰り、自分の家に飾りたいと思える絵、
それが私のモディリアーニ。

美術史的にモディリアーニがどう評価されているか、
何の知識もありませんが、
とにかく私は彼の絵が好きです。
好きだと思える絵に出会えたことがうれしくて、
気に入った絵のポストカードを3枚買いました。

モディリアーニ展

設定テーマ

関連テーマ 一覧

月別リンク

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文