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知らない国の映画を観てみよう、第2弾『らくだの涙』。 モンゴルの遊牧民家族を追ったドキュメンタリーをDVDで観ました。 [ストーリー&観おわって] モンゴルのゴビ砂漠。 まさにキャメル色の渇いた砂塵、地平線に沈む赤とも青とも言えない微妙な色の夕日。 そして主人公である茶色く見事な毛並みの母らくだと、白い毛の子らくだ。 らくだをこんなに長時間見たのは初めてです。 ジャンルはドキュメンタリーですが、 この映画のドラマチックさと言ったらハンパじゃないです。 まず、らくだの母子の話。 難産で産んだわが子にお乳を飲ますことも、近づくことさえ疎む母らくだ。 子供が近寄ってくると、本当に鬱陶しそうにどこかへ行ってしまいます。 子らくだは、自分が生まれてきたのはいけないことだったの?とでも言いたそうに、 独りぼっちで不安そうな表情を浮かべます。 その演技力(ていうか本物なんだけど)たるや、迫真の演技です。 また、遊牧民として一つのゲル(丸い移動式テント、遊牧民の伝統的な家)に、 曾祖父ちゃん、曾祖母ちゃん、お祖父ちゃん、お祖母ちゃん、 お父さん、お母さん、そして子供たちという四世代の大家族が暮らしています。 みんなはとても仲が良く、何の違和感もなくそれぞれの役割を果たして生活しています。 働き者のお母さん、優しく家族を見守るおじいちゃんおばあちゃん、 末っ子の汚れを知らない天真爛漫な笑顔。 この男の子が見せる笑顔や何かに没頭している時の無邪気な表情は、 マコーレ・カルキン君どころの騒ぎじゃありません、画面に惹き付けられます。 クライマックスは、母らくだの母性を呼び覚ますために行われる伝統的な儀式。 馬頭琴を母らくだの瘤にしばり、体にあてた後、 母子のらくだに馬頭琴の音色と女性の歌声を聞かせます。 その音色と歌声は、渇いた大地の上を漂うように流れていきます。 するとしだいに、母らくだの様子が変化していきます。 落ち着きを取り戻し、鳴き声も優しくなり(これホントに)、 そして大粒の涙を流すのです。 まるで馬頭琴の音色に母性が刺激されたかのように。 恐る恐る近づく子らくだも、母のお乳を飲みはじめます。 一種、神憑かり的な光景です。 この映画を製作したのは、 プロデューサーのトビアス・N・シーバー(ドイツ人)と、 監督のビャンバスレン・ダバー(イタリア人)、 ルイジ・ファロルニ(モンゴル人)の3人。 彼らはともに、ヴィム・ヴェンダースなどを輩出した ドイツ屈指の映画学校、ミュンヘン映画大学(HFF)の現役学生と卒業生です。 モンゴル遊牧民のルーツを持ち、自身は都会で育ちドイツで映画を志した ルイジ・ファロルニが親や祖父母から伝え聞いた話を元にこの映画を製作したそうです。 主人公の家族は、砂漠の遊牧民を訪ね歩き、 400キロものロケハンをして探し当てた宝石のような人たちです。 らくだの出産に関しても、いつその映像が撮れるかわからない訳で、 何日も何日もひたすらその時を待ったそうです。 主人公のらくだはもちろん、 遊牧民の家族も全て現実にそこで生活をしている人たちです。 事実は小説より奇なり。まさに奇跡のような映画です。 彼らの演技ではない演技力、一見の価値ありです。(★★★☆☆) 『らくだの涙』 2003年ドイツ 映画 監督・脚本 ビャンバスレン・ダバー/ルイジ・ファロルニ 出演 インゲン・テメー/ボトック/オーガンバータル・イフバヤル/母子らくだ |
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『らくだの涙』
今日は、隊長のお宅におじゃましました。結局、副隊長にプレゼントと、隊長へはおやつを持って…。副隊長へのプレゼントは大変喜んでいただけたようで よかったです♪そして「らくだの涙」という映画をみたり、副隊長に遊んでもらったりいたしました。『らくだの涙』は ... ...続きを見る |
銀色ボンド 2005/12/24 08:52 |
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
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またまた今晩は。 |
kusukusu 2005/12/09 02:29 |
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